ルポ貧困大国アメリカ
堤 未果
アメリカの格差の現状を取材してまとめた本。
本のしょっぱなから、サブプライムローンが払えずに自宅がさしさえになった
夫婦の話から始まる。
アメリカは、一般の移民や、不法な移民の人たちが沢山いたり、
さまざまな人種がいたりと、多様性が凄いので、その分格差もすごいらしい。
本書では、格差の底辺での現状と、
ものすごく高い医療の問題と、軍隊の問題、そして民営化の問題が書かれていた。
医療の方は、気軽にはかかれないぐらい料金が高騰していて大変らしい。
当然、無保険者や貧乏人は医者にもかかれない。
中流で保険があったとしても、入院などをしてしまうと一気に数百万円の請求がきて
破産に追いやられることが多いらしい。
軍隊の方は、軍隊がそうした底辺にいる人たちの受け皿になっていると言う話。
軍隊に入ると、大学の学費や不法移民なら市民権などがもらえるらしい。
本書ではそうした人たちがイラクに送られていっている現状が書かれていた。
アメリカと言えば、世界最強の国でもっとも楽しく暮らせる場所だと思っていたんだけど、
どうもそうとは言い切れないところも有るみたい。
少なくとも、本書を読んだ直後は、日本に生まれてきて良かったと思った。

